セルフケア京都・セルフケア・トレーナー森田英実です。
私の住む出町柳には京都でも有名な、枡形商店街があります。
出町で私が好きな場所の一つがこの商店街。
理由は、ここでは何故かいつも学ぶことが多いからです。
インターネットや様々な媒体で色んな情報が簡単に手に入るのですが、専門家たちから直接教えてもらうという体験に変わるものはありません。
先日、家族から頼まれた乾物3種を買いに老舗乾物店「ふじや」さんへ。
店について商品を見ていると、すぐに
「何かお探しですか~?」
とおかみさんが声をかけてくださいます。
私が頼まれた商品、
みがきにしん、
ちりめんじゃこ、
塩昆布、
は全てお店にはありませんでした。
しかし、このお店では
「ありません、すみません。」
では終わらないのです。
「みがきにしんやったらとなりの魚やさんにあるかも!」
とすぐに私を連れて隣の店に連れて行ってくれます。
「ちりめんじゃこはないけれど、ちりめんより大きいかえりじゃこなら、美味しいのがありますよ~」
と味見させてくれます。
「作った塩こぶはないけれど、作るための材料は全部そろってます!」
と次々に商品を紹介してくださり、試食付。
迷う私とおかみさんのやりとりを聞いていた、大おかみさんが、店の奥から登場。
「うちのコブと、フランス産の塩、かえりじゃこ、山椒で私が作ったコンブ、食べてみてください。」
と手作りコンブの佃煮を差し出してくださいます。
「よけいなモノ、防腐剤なんかも一切入ってないし、一回作ったら長く保存できます。」
いただいたコンブは、肉厚なコンブによ~く味が染みたやさしい味。
その美味しさに感激していると、
「レシピあげますから、作ってみたら?
ご飯とよ~く合うし、誰にあげても喜ばれるよ。」
と大おかみさん。
おかみさんも
「私もいっつもいただいて、色んなバリエーション全部美味しいんですよ~」
と、バリエーションの説明が始まります。
頼まれたものを3つ買いに行って、一つもお店にはありませんでした。
しかし、私は頼まれたモノの代用品をちゃんと手にして満足。
プラス、
①コンブの佃煮の試食&レシピをもらい
②コンブの佃煮を作るというやる気と楽しみをもらい
③減塩商品をよく見たら、塩の代わりにはあらゆる保存料が添加されているということ
④良質な塩と砂糖の知識
⑤丹波豆の最高級品の知識
⑥塩、干しエビ、ドライみかん、かえりじゃこ、丹波篠山の黒豆グラッセの試食
を全て体験して、大満足。
一緒についてきてくれたダーリンも巻き込まれての楽しいショッピング。
お店のおかみさん&大おかみさんの、仕事に対する愛情とほこりを体験し、ついつい
「こんなもんか」
「これでいいか」
「暑いし・・・」
と値段や広告やめんどくささに振り回されて買い物したり、食べたりしている自分を反省。
食べること=生きること
買うこと=支持すること
大切にしたい!
と改めて感じたのでした。
大おかみさんがらいただいた
「簡単よ!」
と言われたレシピは、確かに調理はいりませんが、浸したり、ゆでたり、蒸したり、置いたり、ひっくり返したり、全部で12時間以上かかる内容!
「暑い夏こそ、足りなくなりがちな塩分や栄養をしっかり取らないと!」
というおかみさんの言葉を胸に、ただいまコンブの佃煮仕込み中です。(笑)
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